さて、1個下の記事ですが、ホンボーの手術を「アキレス腱」と書きましたが、もしかしたら違うかもしれないようです。足の腱であることは間違いないようなのですが。失礼しました。

ホンボー・ツァオの手術のニュースを知ってから、いろいろなことを思ってしまっています。

以前から、ペアでは難しいソロジャンプをすることはないんじゃないかなあと思っていました。
井上組が3Lzを跳ぶのはすごいし、本当に楽しみに見ているけれど。
ペアの一番の魅力はユニゾンだと思うので、「難しいソロジャンプでふたりがばらばら」なのより、「簡単なソロジャンプで二人がぴったり合っている」方がペアとして素晴らしいのじゃないかなあ、と。

そんな漠然とした思いが、今回のニュースを知った後、私の中でなんだか確立されてしまった感じです。

ルールが改正できるシステム、というのは素晴らしいことです。
でもオリンピックシーズン直前に、それほど重要だとは思えないルールを追加するのは、少々疑問。
例えば世界の多くのペアが、ソロジャンプで3T以外にいくつかのジャンプを跳ぶようになったからルールを変える、のだったら自然な流れだし、とてもいいことだと思う。
でも今回の改正って・・・必要だったのでしょうか。

きっと彼らはこれまで試合で跳んでいない3Sを練習していただろうし、3-3は本番で入れるかどうかは分からないけれど練習している、という感じだったのかなあと想像しています。
ルール改正のために彼がケガをしたという訳ではないと思いたいけれど・・・いまの彼らにはルール改正は若干酷だなあと思っていたところだったので、(当然ではあるのだけど)ルール改正に真摯に向き合っている彼らのことを思うだけで、切ない気持ちになってしまいます。