さて、更新の滞っていた、夏季ジュニアのつづきです。

<ジュニア女子高校生>

1. 武田奈也(86.72)
2. 望月梨早(71.20)
3. 小原美咲(60.26)

武田選手は、薄いパープルの衣装で「Otonal」を。いつものように、「ななちゃーん」というものすごい声援とともにリンクに登場しました。序盤と最後にビールマンスピン、スパイラルでもビールマンと、柔軟性を大発揮。いくつかジャンプミスもあったけれど、まだシーズン序盤。見ていてあっという間に演技が終わってしまいました。ちょっと気になったのがループ。2度トライしたと思うのだけど、2度とも、踏み切りの瞬間、前後に位置する両足がとってもくっついていて、あれ、こういうループを跳ぶんだっけ?と。

望月選手は、とにかくスパイラル!きれいにまっすぐ足が上がって、滑っている方の足もぐらつかない。素晴らしいなあ、と。スピンも速く軸もしっかりしていました。

3位の小原選手は、1番滑走でも「ワルシャワ協奏曲」でしっかり演技。4位の長谷川遥選手は表情豊かな「カルメン」。5位大賀沙祈子選手もすごーい声援をもらって、3T-2Lo-2T(ちょっと目を離したので、記憶が不安ではありますが)を決めていました。


<ノービス男子>
1.小沼祐太(59.56)
2.鈴木拳太郎(54.56)
3.磯崎大介(53.06)
1位になった小沼祐太選手はビールマンスピンを披露。全体的に数年前の柴田嶺選手のよう。2位の鈴木拳太郎選手は、3連続ジャンプも。3位の磯崎選手はノービスの男子選手らしい元気!でアピールしていました。4位の服部瑛貴選手の、着氷で乱れても次を跳ぶ!という気合いの入った演技が印象的でした。


<ジュニア男子>
1.無良崇人(104.50)
2.鳥居拓史(81.94)
3.近藤琢哉(74.80)

無良選手は、6分練習の最後はアクセルの練習に集中していました。そして演技を始めると、まず3A-2Tを決め、2つ目でまた3A(オーバーターン)を!会場がうわーっと沸きました。2位の鳥居選手はジャンプが残念でしたがこれから楽しみ。3位の近藤選手は中学2年生とは思えないしっかりとした体つきで、やはり今後に注目です。6位の板井郁也は滑らかなスケーティング。こちらもまた楽しみです。


<シニア女子>
1.西野友毬(77.42)
2.木田沙穂理(58.66)

西野選手は6分練習で3Lzなどを決めるたびに、ちびっ子仲間たちから「きゃーー」という歓声が。本番ではジャンプが残念でしたが、みんなビデオ片手に応援していました。

※写真は後ほど・・・。